リングの効力

極寒のパリを経て、無事に某C国到着。
今回は、クリスマスから年末年始を某C国で過ごすため、リングを必須持ち物に
入れておいたにもかかわらず、ドタバタですっかり忘れ・・・
関空で出国手続きを終えた私の目の前に、カルティエ、ティファニー、コーチが。
あ、ここで買っていこ～と。
頂き物は別として、これまでこういうとこで自分で買い物した覚えがなく・・・
このどうでもいい格好でカルティエに入るのは、あまりにも気が引け、除外。
価格的にティファニーあたりやな、やっぱ。

店員さんに「何かお探しですか？」と聞かれ、あ、ちゃんと対応してくれるんだと。
なにせ、デパートで探し物をしてるとき、店員は私に声をかけようとしないことが多く。
そんなに冷やかしに来てるとみられてるんかな～、私。
知り合いに言ったら、「また近寄るなオーラ出してたんちゃうん」と。
かなりの確率で「近寄るなオーラ」出してるらしいです、とくに職場では（笑）

ティファニーの店員さんが声をかけてくれたのは、客が私一人だったからか～
なんて思いつつ、リングを探してることを告げると、「ご予算は？」と。
デザインや素材よりも予算を先に聞かれるもんなんや～
まぁ、私がみずぼらしい格好をしてるせいなのかもしれへんけど・・・
「安ければ安いほどうれしいんですけど。シンプルなものでいいので。」と言ってから、
もう少しマシな言い方しろよ～、私、と後悔。
店員さんも苦笑気味やったし。。。
「シンプルなものでしたら・・・」と逆端まで連れてかれ（笑）、リーズナブルな2点を勧めてくれた。
「じゃぁ、これを」と直感で選び、サイズを合わせて購入。
あ、ここで買っていこ～と思い立ってから購入まで、わずかに3分足らず。
しまった、自分へのクリスマスプレゼント兼お祝いにすればよかった。
それなら、もっとじっくり選んだのに、と後悔。

代わりに（？）パリでおいしいもの食べて、スキーグッズ買いあさろ～♪
と、飛行機の中では思ったけど、あまりの寒さにあきらめました。
いつものように、バゲットにたっぷりのチーズ、ハム、野菜をはさみ、ワインとともに。
私にはこれが何ともいえない至福の時。


村の女性たちへのお土産。
生地は某B国で友人たちからの頂きものなんやけど。
バッグ10個にポーチ14個。がんばって量産しました。
まぁ、これでは全然足りへんへんけど。
バッグは前回までに20個ほど配ってるから、今回である程度落ち着いてくれるかなと。

でも、薬指のリングがこんなにも効力があるなんて！
指輪を見せて、「村のフィアンセとクリスマス、ニューイヤーを過ごすの」と。
もちろん、通用するのは冷やかしてる人だけで、ホンキの人にはあってもなくても変わらんけど。
村では、「実は前回帰るときに、首都で彼ができて、その人と婚約した」くらいかな（笑）
日本の彼氏orフィアンセ、夫ですら、ここでは通用せーへんからな。

ではでは、みなさま、楽しいクリスマス、よいお正月をお迎えください。